中井町

ぬくもりとやすらぎのある里山での暮らしと、便利で快適な都市的暮らし。“里都まち なかい” 四季が織りなす自然豊かな里山の魅力と、機能的で便利な都市的生活の場としての魅力をあわせ持つ、そのちょうど良いバランスが自慢です。

中井町

ぬくもりとやすらぎのある里山での暮らしと、便利で快適な都市的暮らし。“里都まち なかい” 四季が織りなす自然豊かな里山の魅力と、機能的で便利な都市的生活の場としての魅力をあわせ持つ、そのちょうど良いバランスが自慢です。

マガジン

  • 中井町わいがやサロン

    神奈川県中井町に2027年に新しい生涯学習施設が開館するまでの対話の場「中井町わいがやサロン」開催の様子をレポート

  • ちょうちょう発し

    皆さまに応える町づくりから、日々の雑感まで。 「町長」としての「発信」を通して、皆さまとの「丁々発止」のやりとりに繋げたらと思い、「ちょうちょう発し」と題して、短文を掲載します。 神奈川県中井町長 戸村 裕司

最近の記事

里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.5│フェスティバルへの出張サロン、アイディア投票に約240名が参加

第5回目の「里都まち♡なかいわいがやサロン」は、10月20日(日)10時~15時に開催された、中井町の秋の風物詩「美・緑(みりょく)なかいフェスティバル2024」への出張サロンになりました。このフェスティバルは、飲食などのブース出店やステージでのダンス・演奏などのプログラムをとおして、中井町の魅力を発信する中井町最大級のイベントです。 わいがやサロンのブースには、「新しい生涯学習施設で大切にしたいことは何ですか?」をテーマに、これまでのサロン参加者による50個のアイディアを

    • 美・緑(みりょく)への挑戦 Vol.1(2024年11月)

      10月20日に開催された美・緑(みりょく)なかいフェスティバル2024へのご来場、誠にありがとうございました。 本町最大のイベントが、実行委員会はじめ多くの方のご協力、またご協賛により、笑顔で満たされましたこと、心の底から感謝申し上げます。 そういえば少し遅れたキンモクセイの香りも満ちていました。 フェスティバルではイベント趣旨である「なかいの魅力と今」を伝えることに加え、前回からエコロジーの視点を取り入れ、中長期的に時間をかけながら、文字通り「美・緑(みりょく)」を実現

    • 里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.4|これからの公共施設の話をしよう

      9月14日(土)の「里都まち♡なかいわいがやサロン」第4回テーマは、「視察先の職員を招いて先進事例から学ぼう」。第2回で視察した「瑞穂町図書館」の司書 西村優子さんを講師にお招きしました。瑞穂町図書館を先例に、町民との対話(ワークショップ)を通じて築かれた公共施設のあり方を学びます。後半のわいがやタイムでは、中井町にあらたに建つ生涯学習施設の基本計画に盛り込みたいことを参加者が話し合いました。 評価されたのは建物そのものではなく対話の道のり 「わいがやサロン」第4回の講師

      • 台風10号と中井(2024年10月)

        台風10号は、次第に進路を西に変え、8月29日朝に鹿児島に上陸。同じころから町内でも雨が降り始め、午後1時半ごろ、大雨警報が発表、それを受け、警戒会議を開催しました。午後6時には、土砂災害警戒情報となり、該当する中村地域で、中村小学校、中井中学校の2避難所を開設しました。 翌30日午前5時台から3時間で115ミリの雨が降り、それが下流、二宮での葛川氾濫につながりました。 町内でも警戒に当たっていた、まち整備班などから、河川水位の上昇、道路冠水の知らせが入り始め、午前7時半に

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      • 中井町わいがやサロン
        7本
      • ちょうちょう発し
        13本

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      • 里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.3│基本構想は“みんなの希望”。次世代へのおくりものを積み上げよう

        全6回の開催を予定している「里都まち♡なかいわいがやサロン」。いよいよ半分の折り返し地点となりました。3回目のサロン、8月9日(金)のテーマは「視察報告をもとにみんなでディスカッション」でした。 会場には、2回目の先進事例視察に参加した顔ぶれが多く集まるなか、初めてサロンに参加する方たちの姿もありました。初回に続き50名を超える町民が集まった農村環境改善センター。 じつはサロンの終盤、震度5弱の地震に見舞われる想定外のハプニングも。幸い被害はありませんでしたが、その場に居合わ

        里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.3│基本構想は“みんなの希望”。次世代へのおくりものを積み上げよう

      • 里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.2│よいものをみんなでつくるため。先進事例からのまなび

        6月からスタートした「里都まち♡なかいわいがやサロン」。あらたに整備する生涯学習施設のあり方を考える対話の場です。 2回目の7月20日(土)は、町民みんなで先進事例を見に行く回。視察先は東京都・多摩地区にある瑞穂町の「瑞穂町図書館」と「瑞穂町郷土資料館 けやき館」です。全国的に夏休みがスタートした地域も多かったこの日、計20名の町民が視察に参加しました。 わいがやは、バスの車内から 朝から気温がぐんぐん上がる猛暑のなか、集合場所の中井町農村環境改善センターに、参加者たちがぞ

        里都まち♡なかいわいがやサロンレポートvol.2│よいものをみんなでつくるため。先進事例からのまなび

        最大震度の中井(2024年9月)

        8月9日午後7時57分、県西部を震源とするマグニチュード5.6の地震が発生し、中井町などが最大震度5弱を観測しました。 町内水道施設の緊急遮断弁が作動、一時断水が生じ、それが漏水との誤報につながりましたが、報道機関には即訂正を依頼しました。 屋根瓦が落ちる、石像が倒れるなどの被害がありましたが、幸い消防・救急などの出動はなく、町内パトロールと並行しながら、避難所開設判断には至りませんでした。 震度5弱は東日本大震災以来であり、県西部を震源とする大きな地震は27年ぶりになる

        最大震度の中井(2024年9月)

        ホームタウン(2024年8月)

        7月は、14日に湘南ベルマーレの足柄上郡を対象にしたホームタウンデー、また27日には中井中央公園野球場で神奈川県民リーグ神奈川フューチャードリームスの市町村デーと続き、それぞれ割引、無料で観戦することができました。ご来場ありがとうございました。 湘南ベルマーレフットサルチームとも足柄上郡5町で同時に包括連携協定を結ぶなど、規模はそれぞれですが本町を含む地域をホームタウンとするプロスポーツチームが3つあります。 ホームタウン制度は、Jリーグ百年構想に見られるように、ヨーロッ

        ホームタウン(2024年8月)

        消滅可能性自治体(承前)(2024年7月)

        これまで培われてきた、中井町の子育て支援、移住定住施策は、他の自治体と比べても遜色ないものですが、住みたい人がいるのに、住む場所がないというミスマッチが顕在化している現状を、前回お伝えしました。 今年度、空き家の実態調査を行なうと共に、先日、地元信金などと連携し、空き家対策の推進を進めることとなりました。ゆくゆくは町民の皆さま、町内事業所などとの連携を密にした、移住・定住プラットフォームも模索しています。 さらに今回は、もう一つの人口増加策をお伝えできたらと思います。

        消滅可能性自治体(承前)(2024年7月)

        消滅可能性自治体(2024年6月)

        この内容に触れないわけにはいきますまい。 去る4月24日、民間の有識者でつくる人口戦略会議による「令和6年・地方自治体『持続可能性』分析レポート」で、中井町が「消滅する可能性がある」市町村の一つに分類されました。 「消滅可能性自治体」とは、令和2年の国勢調査の結果から、令和5年12月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の地域別将来人口推計(令和5年推計)」に基づいて、2020年から2050年までの間で、20歳から39歳までの女性が半数以下となる自治体と定義され

        消滅可能性自治体(2024年6月)

        咲くアヤメ、舞うホタル(2024年5月)

        厳島湿生公園近くの葛川沿いの一角で、5月初旬のごく短い期間、アヤメが咲き誇ります。 本当に盛りは数日なので、「咲いている」と聞いて、連休明けで、まごついていると、見られないという年が何回かありました。 菖蒲色と言われる以上に、新緑に映える深い青を宿したこのアヤメは、カサスゲの会が、厳島湿生公園の保全の一環として、休耕地を活用して育ててきたものです。 カサスゲの会は、厳島湿生公園を主なフィールドに、町内外で植物や野鳥の自然観察を続ける傍ら、園内の植物保全活動のボランティアの

        咲くアヤメ、舞うホタル(2024年5月)

        町長、校歌を歌う(2024年4月)

        コロナ禍でいろいろなことが変わりました。 その一例でありますが、学校の卒業式は、式も簡素なものとなり、来賓も限られ、一見、にぎやかさは減じたかもしれませんが、「卒業を祝う」原点とは、こういうものだったのかと、感動とともに、改めて気づかされました。 この3月に卒業された方、また4月に入学される方、そのご家族の方々、おめでとうございます。 令和4年度末、コロナ感染防止のため、卒業式でのあいさつは求められないと知った時、校歌を歌って、動画で卒業生の門出にエールを送っては、と思い

        町長、校歌を歌う(2024年4月)

        新しい大会のパークゴルフ(2024年3月)

        わたしにとって初めての大きな決断は、昨年11月、就任して1週間後の「自治会親善パークゴルフ大会」の今後をどうするかでした。 すでに、第22回大会をもって終了することが決まっていましたが、それを惜しむ声もたくさんいただきました。 町民の皆さまのパークゴルフへの情熱、そして技量も向上し、協会も継続されており、パークゴルフの普及という、当初の大会の目的は十二分に果たしたと言える一方、年を重ねてもプレイできるパークゴルフの利点は、まさにこれからのわたしたちの地域のつながりと日々のふ

        新しい大会のパークゴルフ(2024年3月)

        ありがとう、町子連(2024年2月)

        本年度をもって一つの団体が幕を閉じることになりました。 「町子連」でお馴染みの中井町子ども会育成指導者連絡協議会です。 中井町子連は、子ども会育成会長などの協議会として、中井っ子の育成に大きな役割を果たしてきました。 かつては子ども会対抗のソフトボール大会など活発な時期もあったと聞いています。 児童数の減少に伴い、各子ども会が休止する中にあっても、本町の子ども会加入率は6~7割と県内トップでした。 自治会やお祭りを通した地域との密接な関わりが背景にあると思われます。 足柄

        ありがとう、町子連(2024年2月)

        警鐘は響くよ(2023年12月)

        11月も暑い日が続きましたが、いよいよ日も短くなり、富士に積もる雪を見れば、年の瀬が近づいたと感ぜずにはいられません。 空気も乾燥し、暖房器具など火気を使用する機会が増えるこの時期、中井町消防団は、12月26日から大晦日まで、出火防止などの啓発活動のため、年末特別警戒を実施します(大晦日は自宅待機)。 耳をすませてください。 カーン、カーンと町中に響く警鐘は、私たちの生命財産を守る「中井町消防団ここにあり!」と安心と安全も運んでいます。 消防団の年末年始は慌ただしく、消防出

        警鐘は響くよ(2023年12月)

        乗って応援(2023年11月)

        9月末にオンデマンドバスの利用者集会を町内7つの会場で開きました。 オンデマンドバス「中井ふれあいバス」が実証運行を始めてから今年1月で10年となりましたが、利用者の声を直接お聞きするのは、初めてのこととなります。 10年の間に、町内には新たにスーパーや医療機関などができ、利便性が増していますが、一方で高齢化が進み、運転免許返納者が増加しています。 そのためか、集会には現在の利用者だけでなく、これからオンデマンドバスの利用を考えている方も参加してくれました。 利用者からは

        乗って応援(2023年11月)