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ホームタウン(2024年8月)

7月は、14日に湘南ベルマーレの足柄上郡を対象にしたホームタウンデー、また27日には中井中央公園野球場で神奈川県民リーグ神奈川フューチャードリームス市町村デーと続き、それぞれ割引、無料で観戦することができました。ご来場ありがとうございました。

湘南ベルマーレフットサルチームとも足柄上郡5町で同時に包括連携協定を結ぶなど、規模はそれぞれですが本町を含む地域をホームタウンとするプロスポーツチームが3つあります。

ホームタウン制度は、Jリーグ百年構想に見られるように、ヨーロッパをモデルとした、社会貢献活動を含む、地域密着型のクラブづくりを厳格に求めています。
それを通して、私たちの健康づくりや地域活性化につながるという意義があるでしょうが、現在、本町において関わりはシンプルなものに留まっています。

チームによっては、地元企業で働きながら試合に出ている選手もいますし、地域をまたいだ後援会組織ができるなど多様な支え方があります。
予算を確保して、一つのチームとスポーツにおける地域課題の解決につなぐ市町も出ています。

何よりも身近に本物のプレーを見られ、選手と関われることはかけがえのないことであることから、その点は、児童・生徒にも広げていきたいところです。

しかしながら、ホームタウンシップに則って、クラブチームと並走していくには、チームばかり追っているのではなく、行政として町民の皆さまの寄せる思いを高めつつ、中心は、町民の皆さまと並走していくことが大事だと思います。
それが、もう30数年前になりますが、ファンではなく、サポーターという、私にとっては画期的な言葉を導入した、Jリーグなどクラブスポーツの根幹を支えるものだと確信するからです。

繰り返しになりますが、まずはホームタウンデーなどの折にスタジアムに足を運んでいただくこと、児童・生徒にも本物に触れてもらうことが大きいと思います。

また、町内を舞台に、以前ご紹介した総合型地域スポーツクラブとはまた別に、スポーツチームが生まれてきており、ご相談を受けます。
野球、サッカーに限りませんし、長年続いているものもあります。
いずれもコーチの指導力とチームの可能性に頼って、周辺市町からもお子さんたちが集まっています。
何よりもうれしいのは、地域の皆さまとすでに連携関係にあり、サポートを受けていることです。
これも伸ばしたいホームタウンの一例だと思います。