新しい大会のパークゴルフ(2024年3月)
わたしにとって初めての大きな決断は、昨年11月、就任して1週間後の「自治会親善パークゴルフ大会」の今後をどうするかでした。
すでに、第22回大会をもって終了することが決まっていましたが、それを惜しむ声もたくさんいただきました。
町民の皆さまのパークゴルフへの情熱、そして技量も向上し、協会も継続されており、パークゴルフの普及という、当初の大会の目的は十二分に果たしたと言える一方、年を重ねてもプレイできるパークゴルフの利点は、まさにこれからのわたしたちの地域のつながりと日々のふれあいを維持するにはかけがえのないもので、これを失うわけにはいきません。
しかし、わたしだけが揺れ動いていても仕方がありません。
「次」への展開を心に期して「今大会をもって終了」を決断しました。
大会継続を望まれる方には申し訳なかったのですが、この「次」には二つの意味があり一つは、町役場には新たな行政需要がどんどん生まれてきます。
そのため、事業を一区切り一区切りつけながら、「次」に向かわなければ、それらに応えることができません。
例えば、行政のデジタル化も大きな変化で、デジタル化の恩恵が受けられるよう目指しつつも、中井町DX推進計画を作り、10のワーキンググループが分野別に取り組んでいます。
生涯スポーツに限っても、スポーツ振興員とのニュースポーツの展開、スポーツ協会との部活動の地域移行、総合型地域スポーツクラブ設立支援などがあり、来年度から生涯学習施設の更新も控えています。
もう一つの「次」は、自治会親善パークゴルフ大会のDNAを引き継いだ、新しい大会への取り組みです。
「新たな担い手による、新しいパークゴルフ大会開催を今年度中に行う」を目標に動き始めました。
来る3月16日、おかげさまでそれが実現することになりました。
総合型地域スポーツクラブ設立準備をしている「さとまちのみりょく」の皆さんが、パークゴルフ協会の全面的バックアップを受けながら、「さとまちパークゴルフ大会」開催へとこぎ着けました。
スポーツを通して互いに競い合うこと、世代を超えて交流すること、そうしたこれまでの大会の要素に加え、食や遊びなど多様な楽しさ面白みを用意することで、新しい「みりょく」を生み出すべく、準備を進めてくれています。
ぜひ、新しい大会のパークゴルフがうまくいくよう、皆さまと共に育てていけたらと願っています。